どんど焼き

伝統行事
どんど焼き

市内でも数少ない行事のひとつ

 どんど焼きは、正月飾りやしめ縄、正月の書き初め、前年のだるま飾りやお守りなどを焼く、正月にまつわる行事のひとつで、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願って行われます。
 また、正月飾りを目印に家に来ていただいた年神様を、正月飾りなどを燃やした煙とともに見送るという意味もあります。
 どんど焼きで燃やすやぐらは、「おんべ」と言われる大きな孟宗竹を束ねて芯の部分を作り、その周りを「こんべ」と言われる小さな竹を小さな束にして巻き付け、大きな形に整えて、最後にしめ縄でお飾りを巻き付けながら縛って完成です。
 中心の大きな孟宗竹の先端には、大きな達磨を吊り下げます。
 昔は、太鼓を叩きながら、子どもたちが「もつけるど どん・どん・どん」と言いながら村の中を歩き、どんど焼きの始まりを知らせていました。
 火を付けると子どもたちは大きな歓声を上げ、書初めが燃えて高く舞い上がると、字が上手になると喜んでいました。
 昭和の終わりころまでは、根方街道南側の田んぼで行われていましたが、開発が進み、田んぼが無くなったため、どんど焼きは行われなくなりました。
 その後、平松繁太郎さんや中村の親睦会の方々のご尽力により、西川ダムの多目的広場にてどんど焼きが復活しました。
 朝6時、火を付けると炎が高く舞い上がり、明るくなると同時に、冷えた体が温まります。
 火が小さくなると、竹に刺したお団子を焼き、それぞれの家庭に持ち帰って頂きます。
どんど焼きの竹を箸にして1月15日におかゆを食べると、一年無事に過ごせると言われています。

どんど焼きは道祖神のお祭り

 どんど焼きはおんべ焼きなどとも言われ、他の地方では道祖神祭り(さえのかみまつり)とも言われます。
 道祖神は、外から悪疫・悪霊が入るのを防ぎ、村人を守る神様として信仰されるだけでなく、風邪の神など子どもを守る神としても信仰されていました。そのため、道祖神のお祭りであるどんど焼きは、どの地域でも子どもたちが中心になって行われてきました。

ギャラリー

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